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検索キーワード「(not provided)」の中身を知る方法

2015年7月15日公開分

【1】検索キーワード「(not provided)」の中身を知る方法

Googleアナリティクス等のアクセス分析ツールを使って分析する場合、
どんな検索キーワードでサイトに訪問してきたかを分析しますよね。
でも、1位のキーワードが「(not provided)」になっていて、
肝心のキーワードがわからない!なんてことはありませんか?

「(not provided)」とは、Google検索において、
検索ユーザーのプライバシーを守るためにSSLで通信を暗号化しているため、
検索キーワードが「不明」となっています。

そんな「(not provided)」の中身を知る方法のひとつに、
”Google Serach Console”で分析するという方法があります。

こちらもGoogleが提供するツールで、
分析する際に登録をお勧めしているツールのひとつです。
(登録後はGoogleアナリティクスとの連携もお忘れなく)
以前まで「ウェブマスターツール」という名称だったのが
2015年5月に”Google Serach Console”に変更になっています。

もともとウェブマスターツールでも「検索クエリ」という機能があり、
「(not provided)」の分析はできていました。
でも、直近の決められた期間だけしか確認できなかったため、少し不便な面もありました。

今では、「検索アナリティクス」という名称に変更され、
検証したい期間を絞り込むことも可能になったりと、
絞り込み機能が充実し、さらに分析しやすくなりました。

また、Googleのアップデートも「更新」として記載してあり、
例えば直近の4/21のアップデートも「更新」と記してくれています。
Googleのアップデートによりどのような変化があったのか、前後比較しやすくなっています。

ただ、この方法でもGoogleアナリティクスと同様の分析ができるわけではないので、
やはり少し不便を感じますが、分析する際にはぜひ活用してみてください。

<参考記事>
検索アナリティクス レポートで精度の向上したデータをご覧になれます

【2】Googleアナリティクス「拡張eコマース」でできること

Googleアナリティクスをお使いの皆様は、
もうユニバーサルアナリティクスへの移行はお済みでしょうか?
ユニバーサルアナリティクスになって何ができるのか?という違いのひとつに
「拡張eコマース」という機能があります。

その「拡張eコマース」で何ができるのかと言うと・・・

●ショッピング行動および購入行動がより分析しやすくなる
・商品の閲覧状況
・カートへの商品の追加または削除
・トランザクションの開始、放棄、完了

●購買動向を分析できる
・商品から発生した収益やコンバージョン率
・平均的なトランザクションで追加される商品の数
・平均注文額
・発生した払い戻しの回数
・商品の詳細情報ページを閲覧したユーザーが商品をカートに追加し、購入した割合
・カテゴリやブランドを設定可

●マーケティングの成果を確認できる
・アフィリエイトからの収益、トランザクション数、平均注文額
・注文クーポンの利用状況を確認
・商品クーポンの収益、固有の購入数、商品の収益(購入平均)
・宣伝する内部バナーなど、内部プロモーションの表示回数、クリック数、クリック率をトラッキング
・どのページのどのブロックで何の商品が表示されたか、クリックされたかを確認

上記のような内容が分析できるようになります。

従来のeコマースの機能よりも詳細に分析できるようになるため、
これをうまく活用すると、PDCAサイクルを効果的に回せるのでは、と期待できます。

ただし、サイトによっては計測タグの導入が複雑になる場合もありますので、
自社のシステムについて確認して頂ければと思います。

<参考記事>
Google アナリティクスで強化された「拡張eコマース」機能がサクッとわかる6つの特徴

【3】Googleアナリティクスを利用している担当者を狙った「リファラースパム」にご注意

Googleアナリティクスにおいて、「参照元」を分析していると
その時に、見たことがないドメインからの流入が一時的に大量にあって、
それが気になってそのサイトにアクセスして調べたりしますよね。
もしかしたらそのサイトは「リファラースパム」かもしれません。

気づいた担当者がそのサイトにアクセスして、
そこから何かしらの悪さをしようとすることが目的と考えられます。
実際に弊社が分析しているサイトでも、最近見かけます。

気になるドメインがあっても、
すぐにアクセスするのではなく、安全かどうかを一度調べてみてください。
もしかすると、悪質なマルウェアを仕込んでいる可能性もあります。
既に報告されているリファラースパムの一覧などが出回っていますので
そちらで確認するという方法もあります。

では、リファラースパム対策はどうすれば良いのでしょうか。
やはり、分析データに影響を及ぼす場合は、
データから除外しておいた方が正しく分析できますので、対応しておきたいですね。

最もシンプルなのは、リファラースパムの参照元をフィルタリングしていくことです。
ひとつひとつ設定しなければいけないという点は少々面倒ではありますが、
確実にフィルタできる方法のひとつと考えます。
ただし、フィルタ機能は設定した後からのフィルタリングになるため、
過去のデータは対象になりませんので、ご注意ください。

もしくは、新しくプロパティを作成する場合に、
GoogleアナリティクスのプロパティIDが「UA-xxxxxx-1」の枝番が「1」以外のIDを
発行して使用することも有効かもしれない、と言われています。
つまり「UA-xxxxxx-2」等を使用する、ということです。
現状のリファラースパムは「UA-xxxxxx-1」が攻撃対象である可能性が高いようです。
確かに、現時点で弊社が確認する限りでも、枝番「1」以外のプロパティでは
リファラースパムらしきものは見当たりません。
ただし、現状運用しているプロパティを変更するのは難しいと思いますので、
新しくプロパティを発行される際は検討して頂くと良いかと思います。

このような対処法というものは、スパムの動きによっても変わりますので、 随時最新情報を追いかけて頂くことも重要です。

必ずしも神経質に対策する必要はないと考えますが、
データ分析に影響を及ぼしている可能性もありますし、
アクセスすべきでないサイトにアクセスしてしまう可能性もあります。
そういったスパムもある、ということを頭に入れて頂ければと思います。

<参考記事>
リファラースパムリスト Google Analytics
リファラースパムをたった1つのフィルタで撃退する方法
Googleアナリティクスのリファラースパムを95%以上回避する裏技

【編集後記】

今回はGoogleアナリティクスに関する分析のことを中心に紹介してみました。
少しでもお役に立てたら幸いです。
何かお困りの際はKDLの「Web最適化チーム」が
アクセス分析に関するお手伝いをさせて頂きます。

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